Painter 2018 Update 1 - Readme ファイル

Painter 2018 Update 1 では、初期バージョンの Painter 2018 を最新バージョンにアップデートすることができます。

このアップデートのインストール後に問題が発生した場合は、新機能がすべて正常に表示されるよう、作業領域をリセットすることを推奨します。アプリケーション起動時に Shift キーを長押しすると作業領域をリセットできます。出荷時のデフォルト設定の復元を確認するダイアログボックスが表示されます。

macOS High Sierra (10.13) 対応

  • APFS を利用している macOS 10.13 で、ブラシ カテゴリとブラシ バリアントがアルファベット順(ファイル名)で表示されるようになりました。
  • Corel Painter インストーラにはカーネル機能拡張の内部オーディオ ドライバが含まれており、ユーザーが承認したカーネル機能拡張のみをシステム上に読み込む、macOS 10.13 の新しい Secure Kernel Extension Loading(カーネル機能拡張安全読み込み機能)の影響を受けます。インストールの最後に、機能拡張がブロックされました という OS メッセージが表示された場合は、システム環境設定 > セキュリティ & プライバシーを選択し、Corel Corporation にオーディオ ドライバ機能拡張の読み込みを許可します。

アプリケーションの修正

  • 選択範囲手法を使用したブラシ バリアントが正常に動作するようになりました。
  • ペイントの際に、(カスタム選択ブラシで作成した)選択範囲への通常のブラシの使用とカスタム選択ブラシの使用を切り替えても色のオーバーレイに問題が発生しなくなりました。
  • [下の色を拾う] を有効化した状態で、サージェントカテゴリのバリアントでペイントする時にブラシ アーティファクトが表示されなくなりました。
  • macOS では、Dock を使用して表示/非表示を切り替えた場合に、Corel Painter が正常に機能します。
  • 複数のクローン ドキュメントでトレーシングペーパーが有効化されている場合、アクティブなクローンドキュメントでトレーシングペーパーを無効化し、正常にクローンを作成できるようになりました。
  • アクティブなクローンドキュメントの破損、およびクローンソースイメージで選択を行った後にアプリケーションが動作しなくなる問題を修正しました。
  • 複数のクローン ドキュメントでトレーシングペーパーが有効化されている場合、アクティブなクローンドキュメントでトレーシングペーパーを無効化しても、クローンソースの透明度が維持されるようになりました。
  • 埋め込まれたクローンソースイメージを削除して別のパターンを選択したときに、Corel Painter が無反応になる問題を修正しました。
  • 埋め込まれたクローンソースを含むファイルを開くと、ソースパネルのデフォルトのソースタイプが、ドキュメント保存時に選択したものになります。たとえば、ファイルの保存時にソースタイプとして埋め込みイメージを選択した場合、次にそのファイルを開いたときに、埋め込みイメージがデフォルトのソースタイプになります。
  • レガシーモード(つまり Painter 2017 以前)で「溶かし」または「リキッド」ブラシが使えるようになりました。レイヤーにコンテンツがある場合、ブラシは現行の色のみを混ぜます。レガシーモードでブラシを使用するには、プロパティ バーで「強化された溶かし」または「強化されたリキッド」のチェックをはずし、新しいブラシ バリアントとして保存します。
アプリケーション 初期リリースのバージョン番号 Update 1 のバージョン番号
Painter 18.0.0.600 18.1.0.651